保守手順 (クリーニング、キャリブレーション)

1. スキャナの電源をオフにします。

2. スキャナの電源ケーブルを外します。

3. スキャナのカバーを開きます。

挿入スロットに指を入れ、カバーを上に持ち上げてスキャン領域を開放します。

4. 圧力プラテンを取り外します。

プラテンを下に押しながら、左右のスライダを1つずつスキャナの中央に向かって引き、スキャナの左右にある金属製の安全ボタンが持ち上がったことを確認します。

5. スライダが解除されたら、2つのハンドルを持って圧力プラテンを持ち上げます。

6. ガラス プレートを丁寧に拭きます。

注意：研磨剤、アセトン、ベンゼン、またはこれらの薬品を含んでいる液体は使用しないでください。ガラス プレートやスキャナに液体を直接吹き付けないでください。

1. 糸くずの出ない布と、刺激が少なく研磨剤の入っていないガラス クリーナを使用してガラスをクリーニングします。

1. 保守キットに含まれている布と同様の、糸くずが出ない乾いた布を使用してガラスを拭き、水分を完全に取り除きます。

スキャン領域の白いプラテンは、取り外した圧力プラテンの裏側にあります。

7. 手順4で取り外した圧力プラテンを裏返します。

8. 白いプラテンをクリーニングします。

注意：研磨剤、アセトン、ベンゼン、またはこれらの薬品を含んでいる液体は使用しないでください。

1. 糸くずの出ない布と、刺激が少なく研磨剤の入っていないガラス クリーナを使用して白い金属部分をクリーニングします。

9. プラテンのローラをクリーニングします。

注意：研磨剤、アセトン、ベンゼン、またはこれらの薬品を含んでいる液体は使用しないでください。

1. 糸くずの出ない布と、刺激が少なく研磨剤の入っていないガラス クリーナを使用してローラを拭きます。

10. 糸くずの出ない乾いた布を使用してプラテンとローラを拭き、水分を完全に取り除きます。

11. 圧力プラテンを元に戻します。

1. 圧力プラテンを元の位置に戻します。

1. 金属製の安全ボタンを押して、左右のスライダを元の位置に戻し、プラテンを所定の位置に固定します。

12. スキャナ カバーを閉じます。

カメラのアライメントとキャリブレーションに進みます。

カメラのアライメントとキャリブレーションを行う前に、スキャナの最初の保守手順である スキャン領域のクリーニングを実行したことを確認してください。スキャン領域が汚れていると、キャリブレーションが正しく行われません。

カメラのアライメントとキャリブレーションは、完全に自動化された処理で、画面の指示に従って開始するだけで自動的に実行されます。

1. スキャナの電源ケーブルを接続します。

2. スキャナの電源をオンにします。

スキャナが暖まるのを待ちます。カメラのアライメントとキャリブレーションは、スキャナをオンにしてから1時間以上経過してから実行してください。スキャナの電源をオンにした直後は、ランプの輝度が微妙に変化したりカメラが移動することがあります。ウォームアップ時間を十分にとることで、ランプの状態とカメラの高さが安定します。

3. [設定] タブを選択します。

4. [スキャン オプション] ボタンを押します。

5. [スキャナ保守] ボタンを押して、スキャナ保守ウィザードを開始します。

保守ウィザードでは、すべての保守作業 (カメラのアライメント、スティッチング、およびキャリブレーション) の手順が順に表示されます。

6. 付属品の保守シートを挿入します。

ウィザードにより、スキャナに付属されていた保守シートを挿入するように求められます。シートは、印刷面を下向きにして挿入する必要があります。シートの中心矢印をスキャナの中心矢印に揃えて、シートをスキャナに給紙します。

7. 保守が完了したら、保守シートをスキャナから取り出して保護カバーに戻し、保管用ケースに入れます。ケースは、直射日光の当たらない乾燥した場所に保管してください。