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厚い原稿のコピー
厚い原稿をコピーする際には、以下のことに注意してください。
...厚い原稿用の位置
...スティッチング パラメータの変更
...端の歪の処理
...厚い原稿の支持
関連項目:
...厚い原稿をコピーするには
...スキャナの挿入スロットについて
スキャナのランプ プロファイルやスティッチングなどの自動調節は、挿入スロットが [標準] 位置になっている場合だけ実行されます。[標準以上の厚さがある原稿] 位置の場合は、最後に実行した自動調節が保存されて使用されます。つまり、自動調節が行われるようにするには、スキャンを実行するたび (特にスキャナの電源をオンにした場合) に [標準] 位置に戻す必要があります。
また、[標準] 位置にすると、スキャン速度が最も速くなります。[標準以上の厚さがある原稿] 位置の場合、スキャン速度は自動的に遅くなります。以下を参照してください。
...挿入スロットの高さの変更 (厚い原稿)
硬く厚い原稿は、スキャナのローラーの上に載るため、ガラス プレート上の距離が多少増え、2つのカメラの中間位置でのイメージのスティッチング (オーバーラップ ピクセル) が変わります。これを修正するには、スティッチング パラメータを変更する必要があります。スティッチング パラメータは、アプリケーションの [スキャナの設定] ダイアログで変更します。
厚い原稿をスキャンすると、先端が出口のローラーに当たったときと後端が入口のローラーを離れたときに歪が発生します。歪が発生しないように、いずれかの [標準以上の厚さがある原稿] 位置の場合にはデフォルトで先端と後端がスキップされます。
[標準以上の厚さがある原稿] 位置で厚い原稿のスキャンを実行するには、原稿を中央揃えで挿入し、スキャン中に原稿を支える必要があります。特にスキャナの入口と出口の両方で原稿を支える必要があります。厚い原稿のスキャンを大量に実行する場合は、専用のサポート テーブルをスキャナの背面に取り付けて下さい。